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ビットコインのソフトフォークとは

前回のお勉強では、ビットコインのハードフォークについてお話しさせていただきましたが、今回はソフトフォークについてのお話をさせていただきます。
そもそもフォークとは、「今までのルールを変更」する方法のことを言いますが、今まで使用していたブロックチェーンの仕様を変更するにはハードフォークもしくはソフトフォークのどちらかの方法でフォークしなくてはなりません。
ソフトフォークでの変更方法は前回のハードフォークの「あるブロック以降から変更」するという方法ではなく、「全てのブロックを変更」するという方法で、今まで使っていた人たちの意見は無視してドラスティックに丸ごと生まれ変わる状態に仕様変更してしまうというやり方です。
なんか英語表現のイメージからするとこちらの方がハードな印象が強いですが。。。
しかし、ビットコインのソフトフォークとは、互換性のある仕様変更により、ビットコインのブロックチェーンが一時的に分岐することであり、互換性のある仕様変更とは、ブロックに格納するトランザクション(取引データ)を検証するルールを追加したり、厳しくしたりすることで、ブロックチェーンの分裂は起きないんですね。
ここが、互換性のない仕様変更でブロックチェーンが分裂(永続的に分岐)してしまうハードフォークとは大きく違うところで、ここまで聞くとやっぱりハードフォークの方が永続的に分裂してしまうということでハードなイメージがありますね。

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