仮想通貨が2017年から爆発的な広がりを見せましたが、その仮想通貨に対しても肯定的な意見を持つ人もいれば、逆に否定的な思いを持っている人もいて賛否両論行きかっています。その中から今回は、まず仮想通貨に肯定的な方々の意見を集めてみました。
仮想通貨に対する肯定派の代表格として私が最初に上げたいのが、あの一橋大学名誉教授で経済学者でもある野口悠紀雄(のぐち・ゆきお)さんです。
当お勉強サイトでも以前に取り上げましたが、仮想通貨(暗号通貨)の可能性にいち早く目をつけ、2014年に「仮想通貨革命—ビットコインは始まりにすぎない」という本を出して話題になりました。詳細については本を読んでいただくか、当サイト内のお勉強記事を読んでいただきたいのですが、野口悠紀雄さんは、仮想通貨が引き起こす通貨革命が社会を大きく変えていくとしてます。
次に紹介する肯定派も、当お勉強サイトで紹介したアメリカのウィンクルボス兄弟です。ウィンクルボス兄弟は世界最大のビットコイン所有者としても有名ですが、ビットコインの価格が120ドル (約13,000円)の2013年に、約1,100万ドル(約12億円)分投資して手に入れてから、現在のように大きく値を上げてからもビットコインを一度も手放したとがないということからもその将来性に大きな期待を持っていることが分かります。
そして、彼らはビットコインが現在の金(ゴールド)の7兆ドル(約760兆円)と評価されている市場価値と同様の時価総額になる可能性があると言っています。
また、ハーバード・コネクション問題でこのウィンクルボス兄弟から提訴されたこともあるFacebook創始者のマーク・ザッカーバーグ氏も仮想通貨について「暗号化技術と仮想通貨の二つ、これらは中央集権化されたシステムから権力を奪い人々の手に戻す」と発言して話題になりました。
そして最近の日本では、あのホリエモンこと堀江貴文さんも、その著書「これから稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話」の中で、仮想通貨は通貨の歴史の中で最大級のインパクトであるとして「お金はバーチャルなものに」なると断言していますし、サイバーエージェントの藤田晋氏も仮想通貨がインターネットテレビ局・AbemaTVなどのマネタイズの1つになればと研究を進めているとのことです。
このように、世界の蒼々たる顔ぶれの方々が仮想通貨に対して肯定的な意見を持っており、このことが私自身を仮想通貨(暗号通貨)の世界へと飛び込ませた一つの大きな要因となっています。
皆さんは、果たして仮想通貨に対してどのようなご意見をお持ちでしょうか?