仮想通貨バブルと言われた2017年には日本でも仮想通貨で「億」のお金を手に入れた、いわゆる「億り人」が数多く誕生したと言われました。
そんな景気いいイメージが強い仮想通貨ですが、その市場規模っていったいどれ位あるんだろうと思って調べてみました。
すると、2018年始めの頃で、全世界で70兆円と言われているようです。
といきなり言われてもピンとこないと思いますが、今我々が通常使用している円やドルといった法定通貨の流通量が全世界で6,000兆円(日本で600兆円)と言われていますから、これだけ騒がれている割には仮想通貨の市場はそれほど大きくはないんですね。
しかしながら、世界的なキャッシュレス化の加速的な広がりと、そういったテクノロジーとの相性の抜群に良い仮想通貨(この場合はデジタル通貨といった方がピンと来るかもしれません)の可能性を考えると、その市場規模は確実に膨れ上がると言われています。
現に、キャッシュレス先進国といわれる中国では、スマホ決済が当たり前に普及しているので、一度仮想通貨の普及が始まると、その圧倒的な人口の多さから爆発的に広がるのは時間の問題だと言われています。
さらに、銀行口座を殆ど持たないアフリカの人々でさえ、スマホの普及率は先進国とほとんど変わらないと言われており、ハイパーインフレで有名になったジンバブエでは既にスマホ決済が急速な伸びを示しているので、銀行を通さずに送金が可能な仮想通貨に火がつくともう誰も止められない状況になるのは明らかですね。
人によるとその市場規模は3,000兆円から1京円まで拡大するのでは?という方もいらっしゃいます。