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仮想通貨のトランザクション耐性とは

トランザクション耐性とは、一定時間内でその通貨がどのくらい取引(トランザクション)ができるのか?ということを表します。
つまり、何か買い物をして支払いをする時にかかる時間、待たされる時間のことと思えばいいと思いますが、一番わかりやすいのがクレジット決済だと思います。クレジットカード決済の場合だと、暗証番号入力をして確認ボタン押してからOKが出るまでの時間、ID等のデビットカードやSuicaの場合だと、カードをかざしてからピッと音が出て支払いが完了するまでの時間。
ゆくゆくは、この支払に仮想通貨での決済が使われるようになると思いますが、今現在は仮想通貨の代表格のビットコインのトランザクション耐性は低く、毎秒7トランザクション(7tps)と言われています。つまり、1秒間にたったの7取引、10分間に約4,000取引しかできません。
これはビットコインが計算パワーを使ったPoWというコンセンサスアルゴリズムを採用していることにも起因しますが、1日平均1億件以上もの取引を処理できるクレジット決済のトランザクション処理能力と比較しても全く歯が立たない状況です。(これでは買い物には使えませんね)
但し、リップル(XRP)といった仮想通貨は決済スピードが4秒程と言われており、クレジット決済スピードにほぼ肩を並べるトランザクション耐性を持っています。
こういったトランザクション耐性の高い仮想通貨がこの後どんどん出てくると仮想通貨で手軽にお買い物といった時代もそう遠くないかも知れません。

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